漫画ワンピースに学ぶ「仲間力」第5章 仲間と成長する力 その1

   「仲間のために」が成長を加速させる
 多くの人は、自分の得意なこと、好きなことで社会に貢献できたら、あるいは仲間に喜んでもらえたら
いいと考えていることでしょう。


 得意なことや好きなことを極めて、プロフェッショナルになれば、仲間たちから認められる存在になります。


得意なことや好きなことで、仲間同士で助け合いながら生きていければ幸せです。


 あなたの得意なことで、仲間に喜んでもらえる状態を目指してほしい。

それは現実社会では、人々に喜
んでもらい、その対価として人から気持ちよくお金をもらえる力をつけることです。


    「何かひとつでいいので、プロフェッショナルな存在になる―。


 そのためには、やはり勉強が欠かせません。


 今まで勉強は、何のために行ってきたでしょうか。


 おそらく「自分のため」だったのではないでしょうか。

いい大学に入るのも、何かの試験に合格するのも、
本で専門知識を学ぶのも、自分のためです。


 しかし、なかなか長続きしなかったことも多いのではないでしょうか。


 勉強やスキルアップの目的が自分だけのためである限り、たとえ続かなくても誰にも迷惑はかけません
から、苦しくなったとき、「こんなに頑張らなくていいかな」と考えがちです。


 しかし、それが「仲間のため」であれば、どうでしょうか。


 かけがえのない仲間と一緒にいるためであれば、簡単に諦めるわけにはいかない。


 人は、自分のためではなく、他人のためのほうが努力できることを麦わらの一味は教えてくれ
ます。


 仲間のため、好きな人のため、家族のため、子どものためと思えば、どんなに苦しいことでも頑張りやす
くなります。


 仲間のための頑張りは、成長のスピードを加速させたり、限界をさらに押し広げたりする効果があるの
です。


 いい仲間と出会い、共に成長することで、あなた自身の魅力が格段に引き上がるでしょう。


 
  「ルフィは短所なんて気にしない」
 ここまで長所を伸ばすことを述べてきましたが、短所や弱点はどうすればいいでしょうか。


 ルフィたちは、短所はさほど気にしていないように見えます。


 何か一つでもプロフェッショナルなものがあれば、短所の穴埋めは、他の仲間に頼めばいい。

ルフィたち
は、自分の長所だけを鍛えて、短所はほとんど無視しています。


 ゾロは、いつまでたっても方向音痴ですし、ルフィもワクワク感にはさからえず、無謀なことばかり繰り返
しています。


 長所を伸ばしていれば、短所は目立たなくなります。


 ウソップは、ひたすら狙撃の腕を磨きます。

より強力なパチンコの武器を開発し、修練することで、短所
である「弱さ」を克服してきました。


 このような彼の姿勢に、勇気をもらう人も多いようです。


 誰もがルフィやゾロのように強くなれるわけではない。


 すぐに困難から逃げ出したくなるウソップでも、「仲間でいたい」という一念で成長し続けています。

何度
もへこたれながら、「こんな自分ではダメだ」と再起します。


 ウソップには、天才的な狙撃の腕があります。

その一点を集中的に鍛えることで、他の短所をカバーす
る。


 弱点を自覚しながら、長所を伸ばすことにかける。


 この方法は、私たちもおおいにまねしたらよいと思います。


次回は第5章 仲間と成長する力 その2に続きます。